群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者の加藤(@namibuta)です。
会員情報の漏洩
ベネッセが運営する「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などの会員情報が漏えいした問題。
ワイドショーでも取り上げられるなどかなり大きな問題になっています。
これまでも個人情報が漏洩した事件、事故は多々ありました。
今回のように約2,070万人のデータが漏洩したというのは日本国内では最大級です。
と、他人事のように書いていますが、むすこは小学生から昨年高3まで、むすめは小学生から今高1ですが現役で受講しています。
つまり2070万分の2(親を入れれば3かな?)で、我が家も被害者なのです。
ベネッセは最近学校と協力して進学指導を行っています。うちの子供達は学校でもお世話になっています。
そういう意味では子供の個人情報を日本で一番持っている会社なのかも知れません。
個人情報は流通している
以前から家具屋、塾、教習所の勧誘の電話、営業が多々ありました。
子供の進学、卒業の節目節目で連絡を頂きます。
相手は子供の名前や学年を分かった上で、連絡してきている訳ですね。
知っている企業・お店もありますが、先方を知らないケースも多いですし、個人情報を提供した覚えはありません。
つまりどこからか情報が漏れて、普通に流れているわけです。
ですので、今回の事件も情報漏洩自体は今に始まったことではないと考えています。
ただしこれは、情報漏洩による被害が出ていないからです。
決済情報は漏れていないとのことですが、仮に漏れて悪用されてでもしたら状況は一変します。
今後の調査が待たれるところです。
個人情報は自衛する
個人情報というのはどこからどう漏れるか分かりません。
また一度漏れてしまうと取り消すのは不可能です。
漏れるという前提で対処する必要が有ります。
以下の点を意識して下さい。
- 必要以上な情報は提供しない。
- 信用できない相手には情報提供しない。
- アカウント情報(ユーザーID、パスワード)は定期的に変更する。
- ユーザー登録していて長期間使用していないサイトからは退会する。或いは登録情報を最低限の内容に変更する。
自分の情報は自分で守りましょう!
また、事業をされている方で個人情報を持っている方もいらっしゃるかと思います。
その個人情報は適切な漏洩対策をしていますか?
「我が社は大丈夫」という考えが一番危険です!
もう一度確認してみて下さいね。
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