月別アーカイブ: 2013年3月

みんなのIT 河村友歌

Wi-Fi(ワイファイ)と無線LANは別物です!

群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者の加藤(@namibuta)です。

前回は「無線LAN」についてご説明しました。

ハブやルーターとパソコンとの間の接続にケーブルを使わない方式を無線LANと呼ぶと説明しましたね。

で、大体の人がごちゃ混ぜになっているのが今回のタイトル「Wi-Fi」です。

Wifi

「うぃーふぃー」じゃないですよ(笑)「ワイファイ」と呼びます。

無線LANとセットで使われるこの言葉ですが、「無線LAN」≠「Wi-Fi」です。

ここは注意した方がいいですね。

無線LANが登場した頃はメーカーによって規格が異なっていました。その為、ルータとアダプタが同じメーカーでないと接続できず利用者にとっては不便な状態でした。

その異なっている規格を統一しようという動きがあり、「Wi-Fi Alliance」とい団体が国際標準規格を決めました。その規格に則った機器に「Wi-Fi」という名称を使うことを許可しています。

 

Wi-Fiの詳細は次回ご説明します。

 

 

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みんなのIT 河村友歌

無線LANってどんなもの?

群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者の加藤(@namibuta)です。

前回は「LANって?」ということで、ネットワークの基礎についてご説明しました。

その中でネットワークで使用するケーブルの種類をご説明しました。

ケーブルでパソコンとハブやルーターを接続する方式を「有線LAN」と呼びます。

それに対して、機器間をケーブルレスで接続する方式を「無線LAN」と呼びます。

無線LAN

単純に機器間をケーブルで繋ぐかどうかだけの違いです。無線LANは携帯電話と同様に電波でデータのやり取りを行います。

最近は無線LANで接続する方式が流行ってきていますね。

無線LANには以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

  • ケーブルが邪魔にならないので、配線がスッキリする。
  • ケーブルがないのでパソコンの移動が簡単。

【デメリット】

  • 有線LANに比べて速度が遅い。
    規格上の数値だと最速の無線LANでも有線LANの方が3倍以上高速です。
  • 専用の機器が必要
    接続する機器双方に無線LANの機能が必要になります。
  • 有線LANに比べて不安定になりやすい。
    電波でデータをやり取りしますので、機器間の距離、近くにある家電製品等と干渉する場合があります。

ノートパソコン・スマホ・タブレットには無線LAN機能がほぼ標準装備。

デスクトップパソコンは別売りのアダプターが必要になります。

アダプタ

また、「アクセスポイント」と呼ばれる受け側の装置が必要ですが、最近はハブ・ルーターと一緒になっているものが主流になってきていますね。

ルーター

 

最近の無線LANは高速になってきていますので、通常の使用であれば有線LANとの差は感じられないと思います。

動画観賞や仕事で大容量のデータをやり取りされる場合には、安定して動作する有線LANの使用をお勧めします。

 

 

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LANってどんな意味?

群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者の加藤(@namibuta)です。

ネットワークの事をLANっていいますよね?

LANとはLocal Area Networkの頭文字を取ったもので「ラン」と読みます。

その名の通り局所的(ローカル)なネットワークの事を指します。

「局所的」というのは家の中や、事務所の中など、ケーブルで直接つなぐことができる範囲のことです。

 

家庭内や会社の中で複数のパソコンを箱のような装置にケーブルを挿して使用しますね。

この装置のことをハブ(HUB)と呼びます。

lan

 

またLAN同士を接続することができます。

同じ会社でも東京と大阪など複数の拠点を接続したりするイメージですね。

wan

複数のLANが接続されたものをWAN(Wide Area Network)といいます。「ワン」と読みます。

LANの間をルーターと呼ばれる装置で接続します。

ルーター間の回線ですが、以前は専用線フレームリレーと呼ばれるものが使われていました。使用料もルーターなどの機器の値段も非常に高価、その割にスピードは遅く一般的ではありませんでしたし。

この接続に一般の電話回線を使用し安価で接続できるようにしたのが、皆さんご存じの「インターネット」になります。

 

現在、LANで使用するケーブルは終端がモジュラー型をしているものが一般的ですね。

このケーブルを「ツイストペアケーブル」と呼びます。

images

でも昔は下の写真のようなコネクターのケーブルが使われていました。

このケーブルは「同軸ケーブル」といってテレビのアンテナ線と同じ構造です。

同軸

 

ダイヤルアップで始まったインターネットも常時接続になり、メタル回線と呼ばれる電気(アナログ)信号のやり取りから、光回線を使ったデジタル信号に変わって、飛躍的に速度も上がり普及しました。

この辺りの用語をきちんと覚えておくと楽ですよ。

 

 

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