群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者の加藤(@namibuta)です。
システム導入前に大きな夢を持たれる経営者の方は多いのですが、
残念ながらそれだけで導入を行うと失敗するケースが経験上多いです。
人件費削減、業務改善、売上アップのために、自社専用のシステム開発をしたい・・・。
パソコンやスマホを持ち歩いて外出時にも経営状況を把握したい・・・・。
昨今、一人一台以上のパソコンを使って仕事をしている会社も多い中、
自社の業務をITで効率化する考えは一般的になりました。
ITを使って効率化すること自体は間違ったことではありません。
しかし人間ができること全てがパソコンで実現できるわけではありませんし、
システムが全てを自動化してくれるわけでもありません。
如何に人間の作業とソフトウェアの作業を組み合わせるかが、重要になってきます。
システムの導入に当たっては次のような方法が検討できます。
①オーダーメイドで作成する
システム開発会社に依頼して、自社専用のソフトウェアを開発してもらい導入する方法です。
他に比べ導入費用は高くなりますが、自社の業務に合わせてあるので比較的導入がスムーズにできます。
使用する技術によっても費用は変わってきます。
②パッケージソフトを導入する
市販されているソフトウェアを購入して使用する方法です。
流通商品ですので費用は抑えられますが、ソフトウェアに業務を合わせる必要が有りますので、現状の業務の見直しが必要になるケースが多いです。
③自分達で開発する
社内でパソコンに詳しい人がいればその人に作ってもらうという方法があります。
コストは抑えられますが、システム開発経験者でなければ中々難しいのが実状です。
自分で勉強して作成したというシステムを見かけることがありますが、誰もメンテナンスできないので後々高くつくケースがあります。
④導入しない
導入が本当に有効なのか、費用対効果はあるのか、検討した上で1案として導入しないという考えもあります。
このケースがあまり無い方がシステム開発会社はありがたいのですが(笑)
個々のケースの組み合わせも考えられます。
どの方法が良いかはケースバイケースです。
パソコンやソフトウェアは活用できれば便利なツールです。
ですがそれに振り回されて本業に影響が出てしまうことはあってはいけないことですね。
システム導入は家や車と同じくらい高額な投資になります。
安易な決定はしないで専門家の意見を取り入れながら、自社に最適なシステム導入方法を検討してください。
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