群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者の加藤(@namibuta)です。
「メモリーなんて知っているよ」って人が多いでしょうね。
パソコンやスマホの中には「メモリー」と呼ばれる部品が組み込まれています。
それ以外にも「USBメモリー」やデジカメなどで使用する「SDカード」の中にも同様の部品が入っています。
主にデータを記憶したり、プログラム・アプリが動作するために使用されます。
このメモリーは用途に応じて2種類あります。
- ROM(ロム):Read Only Memory
その名の通り、「読込専用のメモリー」です。中に入っているデータを書き換えることができません。電気を切っても中の情報はそのまま保存されています。
「CD-ROM」って音楽が入っていますが、記録はできませんよね。メモリではないのですが(^^)
チャットとかで、読んでいるだけで投稿しないことを「ROM」って言いますが、ここから来ています。 - RAM(ラム):Random Access Memory
こちらはROMとは反対で、中に入っているデータを書き換えることができます。ですが、電気を切ってしまうと中の情報は消えてしまいます。
パソコンのメモリーはこちらが使われています。
と、ここで疑問が発生しますよね。
USBメモリーやSDカード、スマホのアプリなどは電源を切っても消えません。なぜでしょう?
こちらには「EEPROM」(イイピーロム・イースクエアロム:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)という部品が使われています。「フラッシュメモリー」とも呼びます
EEPROMはデータを書き換えることができて、電源を切っても消えません。
じゃあ、全部これを使えばいいのでは?、って事になりますが、そういうわけにはいかず、
書き換え回数に限度があります。万能では無いんですね。
限度といっても数万~数百万回といわれていますので神経質になる必要ありません。
でも長期保存したいデータやプログラムはハードディスクや、CD, DVDにバックアップした方が無難です。
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