群馬県高崎市在住「みんなのIT」管理者のDBAかとう(@namibuta)です。
保守契約があるソフトウェア
店で販売しているソフトだと、サポートはメールでというケースが多いですね。
でも仕事で使用する高額なソフトだと、保守契約を結ばないとサポートしてくれないことがほとんど。
私が仕事で使用することが多い、データベースソフトの「Oracle Database」。
認定資格である「Oracle Master」を持っていますが、そんな私でも知らなかったことが・・・。
オラクルの保守契約
Oracle Databaseはシステム毎に導入するケースが多く、1企業でも複数購入している場合があります。
保守契約は製品毎に加入する訳ですが、保守料金もそれなりに高額なので、加入しないケースもあります。
でも加入していないと、バージョンアップが受けられないですからね。
そこはサポート料と安心とのトレードオフになります。
複数購入している場合、或る製品は保守契約に入るけど、別の製品は入らないという選択もありました。
契約の統一
オラクル社の製品に関し、2009年から保守契約に加入するかどうかは企業で統一するという規定に変わりました。
オラクル~サービスレベルの一致について
https://www.oracle.com/jp/support/matching-service-level/index.html
これによると、従来製品毎に保守契約の加入・非加入を選択ができたのですが、企業単位で一致させなければならなくなりました。
複数のオラクル製品を持っている会社は保守料だけでも大変なことになりますね。
2009年移行に購入したオラクル製品が対象になるそうです。
複数製品を持っていても保守契約を最低限にして、保守契約を結んでいない製品にもバージョンアップを流用していた企業もあったかも知れません。
その対策でしょうか・・・
ひとりごと
最近は私がオラクル製品を購入する立場で仕事をする事が無かったので、契約方法が変わったことは全く知りませんでした。
元々高額なオラクル製品ですから、お客様にとっては導入もランニングコストもアップということになります。
クラウド化が進む昨今。競合製品も多くなっています。
以前は小さいシステムにもオラクルを導入するメリットがありましたが、保守面まで考えると悩ましいですね。
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