自分で会社を作ったころから感じていることがあります。
システムの構築にはある時期までに完成させ(納期)、お客様がメリットを享受する(目的)ということあります。(他業界も同じだと思うが)携わる人間は目的を納期までに実現する為に、与えられた作業をこなしていくわけです。
他業界と違うのは、目的と納期は変わらないのだけど、過程が二転三転することが多々ある(というか普通)ということでしょうか。手法が確立されていないし技術や環境の変化が目まぐるしいということが理由に挙げられると思います。
ですが、システムを作っているのは人間ですからね。マニュアルがあったり機械を操作すればある程度自動的に作ってくれるのならまだしも。
目的の達成には個人のスキルに依存するところも大きくなります。でもここの人間のスキルや手法なんて人によってまちまちです。極端なことを言ってしまえば、その人の人生観がシステムに反映されるようなものです。
スキルの高い、低い。伸びている、衰退している。やる気のある、ない。・・・・そういった人達でシステムを構築していくのはかなり難しいことです。人それぞれ違いがあります。みんなその違いは認識しています。開発手法・管理手法も色々提案されています。でもたいていのシステム構築は失敗するのです。
失敗していなくても当初の目的が達成されていなかったり、納期に間に合わなかったり、お客様がメリットを享受できなかったり。
システム構築は「職人」の世界です。僕より上の年代の方では多数いらっしゃいますが、下の年代でそういった人を見たことがほとんどありません。バブル崩壊後、一時期SE・PGが100万人足りないといわれた時期がありました。(10年くらい前でしょうか)
その頃にこの業界に入った人が、きちんとした教育も受けずシステム構築のいろはもわからず現場に投入されて今に至ってしまっているのが原因じゃないかと思います。
(危機感を持っていらっしゃる方には多数お会いしましたが、なかなか難しいようで解決できないのが実情のようです。)
と、言い訳がましくなってしまいましたが、昨今、プロジェクトの管理(マネージメント)を変えればプロジェクト(システム構築)は成功するとか、開発手法はこれが良いとか色々言われますが、僕はそういったことではないんじゃないかと考えてます。(そういった言葉に踊らされている自分にも自戒の念を持っています)
やはり「目的」と「納期」に向かって与えられた仕事を各自がきちんとこなす。それにあたっての「障害」は管理者が潰していくといった基本的なことをしていくという当たり前のことが成功の近道ではないかと思います。
でもそれができないから、「誰々の管理能力が足りない」とか、「PGスキル不足」だとかそういった責任のなすりあいが起こるんじゃないかなぁ。やだやだ。








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